仏教トリビア〜暮らしの中の仏教語〜

第八回【ずぼら(ズボラ)】

 ズボラは坊主(ぼうず)の逆さ言葉です。江戸の時代、世も安定してきた頃、お坊さんも安定した生活を送れるようになりました。 本来戒律を守るものでありますが、時としてそれを守らぬ坊主が出てきました。 そんなお坊さんを「ズボウ等」と呼ぶようになり、それがズボラとなって、するべき事をちゃんとしないものを表すようになりました。


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