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- 第2回 -

 

何処へ行っても話題が熱い食べ物になると言います。
熱いものを食べられない人を 「猫舌」と言いますが。

熱いものを食べられないのは猫だけではありません。
犬も象 もワニもキリンもライオンもみんなダメ。
だって自然界に熱い食べ物はありませんから。

ただ猫が一番身近な動物で、
いかにも熱そうに首を振って食べるので、
動物の代 表として選ばれたのだと思います。
一応猫のために言い訳をしておかないといけません。

さて、猫の食べ物ですが、
どうも日本は島国で魚文化の強いところですから、
猫は魚
と決めているところがあります。

これは違いますね。

ライオンは猫科。
肉がいいのです。
歯を見てください。
肉食動物の歯です。
本来は動物のお肉が好きなはず、
でも魚文化圏では魚の身となってしまっています。
それはそれでいいのですが、
たまに はお肉上げてみてください。
よく食べますよ。

うちの猫はお肉大好きです。

しかし、それ はそれとして、
猫の食べ方をじっと見てると何ともすさまじい。
ガツガツハギハギですよ。
しっかり噛むということはありません。
口に入れたら細かくして後は飲み込 む。
猫の舌はザラザラなので
それですくい取って口へ。
また少し噛んだら飲み込む。
そして結果として残す。

昔から言われるように、
猫がご飯食べてるのを見ると、
百年 の恋も冷めるというもの。
決して上手でも上品でもなく、
ただひたすらかぶりついています。
自然がまだ残っているという感じですね。

うちの先代の猫は面白いものが好 きでした。
ほうれん草のゆがいた後の根っこの部分とカレー。
ほうれん草をゆがきだすとじっとしていられない。
どんな味が気に入ったのかわかりませんが食べるのです。

それとカレー。
これも変わっているのだと思いますが、
ペロペロとおいしそうに 舐めて食べます。
きっとそれぞれのお家には
それぞれの変わったメニューがあるのだと思います。
面白メニューあったら教えてください。
猫話で盛り上がりましょう。
そうそう今のうちの茶トラは粕汁が好きなのです。
何だかなぁ・・・・・・。 (つづく)

猫好きの方 ご参加ください 茶トラチビ


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