備中青年教師会
  四国遍路道への遍路札を作成・その5 (2009年6月25日〜26日)

 この度、備中青年教師会では、2年間の行程で四国88ヶ所霊場遍路道への遍路札(しるべ札)の取付を企画致しました。

・6月25日(木)〜26日(金)にかけて四国88ヶ所霊場11番札所〜21番札所までの遍路道に遍路札を結ばせていただきました。藤井寺から焼山寺、鶴林寺から太龍寺の遍路道、難所2ヶ所を組み込んだ今回の遍路札結び付け、かなり過酷な遍路となりましたが、会員同士、お互いを励まし合い、一同無事に遍路させていただくことが出来ました。大自然の息吹を感じながら、遍路札を結ばせていただき、貴重な実践行となりました。

・これで今期前半遍路が終了致しました。今期後半は10月頃より開始致します。

詳細は、備中青年教師会遍路ホームページより配信致しております。

  備中青年教師会より
  中国・四川省 大地震犠牲者一周忌法要報告(2009年5月19日)

 4月の理事会においてご紹介した中国四川省大地震犠牲者一周忌法要について、南真会(高野山真言宗・備中宗務支所下寺院有志の会)からのご報告(要約)です。

 2009年5月19日(火)、昨年の大地震の最大の被災地の一つである中国・四川省・都江堰市にある普照寺で、慰霊法要を僧分8名(高真青会員4名を含む)、寺族2名の参加のもと、日中合同慰霊法要が行われた。当初、国連NGOのAMDA(アジア医師連絡協議会)が、宗教局及び人民政府との交渉を進め、19日に金光教と立正佼成会との合同慰霊法要及び、無料診療所開設などの予定であったが、新型インフルエンザの影響からAMDA及び、他の教団が参加中止を決定したため、南真会単独の実施となった。会所である普照寺は、800年の歴史を誇り、4大禅林の一つといわれる臨済宗のお寺であるが、このお寺の被害も甚大で、建物は壊滅状態にあった。現在は、多くの人々の信仰深さにより伽藍等新築修復工事はほぼ完成している。
 午前10時からの日中合同慰霊法要では、十一面観世音菩薩の鎮座する本堂に於いて、はじめに中国側が釈果証住職(40歳)導師のもと法要を、続いて日本側が竹井成範僧正(高野山真言宗宗会議員)導師のもとに理趣三昧法要を執行した。
 法要終了後の精進料理の席では釈住職より、大地震に際して、昨年は日本政府が援助の手を差し伸べて、また今年は、日本人の僧侶に慰霊の法要をして頂き、大変意義深く、有り難いことであるとのコメントを頂いた。今回のこの慰霊法要が、日中友好の一助になり、仏教・真言密教の国際化がはかられることになれば幸いと考えている。

  大阪青年教師会
  第二回摂津国八十八ヶ所霊場行脚 (2009年6月3日)

 大阪青年教師会では前回(3月31日)に引き続き、平成21年6月3日に第二回摂津国八十八ヶ所霊場の行脚を行いました。前回は大阪市内北部・尼崎市内の計9ヵ寺参拝・会員9名参加、今回は茨木市内・高槻市内の計5ヵ寺参拝・会員8名参加でありました。
 会員の心と身体の健康維持・増進、また高野山開創1200年に向け、お大師さまへの報恩感謝を胸に行脚いたしました。

  備中青年教師会
  四国遍路道への遍路札を作成・その4 (2009年5月26日〜27日)

 この度、備中青年教師会では、2年間の行程で四国88ヶ所霊場遍路道への遍路札(しるべ札)の取付を企画致しました。

・5月26日(火)〜27日(水)にかけて四国88ヶ所霊場1番札所〜10番札所までの遍路道に遍路札を結びました。有難いことに天候にも恵まれ、また、様々な人のお力添えあって、一同無事巡拝致しました。

・10年前に比べると、ずいぶん遍路道も整備され、歩きやすくなっていました。遍路道各所で見かける古い道標が、今も尚、数多くの遍路を導いています。我々の手作り遍路札も、これから多くの遍路修行者の励ましとなることを願いながら、1枚結んでは皆で大師法号を3度お唱えし、気持ちを吹き込んでいきます。遍路札結び付けは、まだまだ始まったばかりですが、会員一同、今後も遍路道を歩きながら気持ちを込めて1枚1枚結んでいきます。

詳細は、備中青年教師会遍路ホームページより配信致しております。

  備中青年教師会
  四国遍路道への遍路札を作成・その3 (2009年5月14日〜15日)

 この度、備中青年教師会では、2年間の行程で四国88ヶ所霊場遍路道への遍路札(しるべ札)の取付を企画致しました。

・5月14日、15日(旧暦4月21日)の2日間に渡り、岡山県笠岡市にあります神島88ヶ所霊場への遍路札取付巡拝を行いました。お天気にも恵まれ、7名の会員が縵浄衣姿にて集合。各々、自前のリュックに遍路札(1日分100枚、2日間で200枚)を入れて出発。前半は、取り付けるペースがつかめず、時間もかかりました。その内、会員各自が、役割を分担し、迅速かつ丁寧に、1枚取り付けては『南無大師遍照金剛』を遍路札に向かってお唱えし、合掌。14日は地元山陽新聞の取材、15日は笠岡放送(KCV)の密着取材を受けました。

・会員一同で手作りした遍路札、遍路道に掛けると、一段と命を吹き込まれたかのように生き生きとしてきました。いよいよ四国霊場遍路道へ残り600枚を2年の行程で取り付けます。一同怪我無く全ての行が満願しますことを願いながら神島霊場を後にしました。

詳細は、備中青年教師会遍路ホームページより配信致しております。

  備中青年教師会
  四国遍路道への遍路札を作成・その2 (2009年4月27日,30日,5月8日)

 この度、備中青年教師会では、2年間の行程で四国88ヶ所霊場遍路道への遍路札(しるべ札)の取付を企画致しました。

・4月27日、朱で縁取りした札に2回通りニスを塗る。この日は、400枚まで仕上げることができました。朱の縁取り作業が思った以上に時間がかかり、地道な作業に加えてニスの臭いで息苦しくもなりつつ。

・4月30日、前回の残り400枚の2回目ニスを塗り、更に乾燥させた後、800枚全てに3回目のニスを塗り仕上げました。

・5月8日、遍路札を1週間乾燥させて、遍路札祈願法会を行いました。会員1人1人が気持ちを込めて製作した遍路札。気持ちを込めて遍路道各所へ送り出します。この日は、備中宗務支所長 青山光忍僧正、備中自治布教団 濱田仁海僧正の御来臨を賜わり、当会会員10名、壇信徒38名参加の元、行われました。

詳細は、備中青年教師会遍路ホームページより配信致しております。

  備中青年教師会
  四国遍路道への遍路札を作成・その1 (2009年4月16日,20日〜30日)

 この度、備中青年教師会では、2年間の行程で四国88ヶ所霊場遍路道への遍路札(しるべ札)の取付を企画致しました。

・4月16日、800枚の遍路札加工作業が行われました。90センチの板(桐材)を18センチサイズに切り揃え、棕櫚紐を通す部分へドリルで穴をあける作業。

・4月20日〜30日、遍路札塗装作業を行います。墨を磨り、膠を炊いて墨に混ぜ、年数に対応できる墨を製作。縁は、古来より邪気を寄せない為に結界に使用されたりする朱を磨り、縁取り。仕上げに油性ニスで耐水性を高めます。

詳細は、備中青年教師会遍路ホームページより配信致しております。

  和泉支所青年教師会
  四国遍路行脚 (2009年3月25日〜27日)

 平成21年3月25日から27日の3日間、昨年度に続いて四国遍路行脚を行いました。
 「高野山御開創1200年」並びに「和泉青年教師会40周年」の報恩行として、13番札所大日寺から22番札所平等寺迄の約61kmの遍路道を四国の春を感じながら、お大師さまへの感謝と同行二人を胸に行脚いたしました。

和泉支所青年教師会のホームページも併せてご覧ください。